
ArdSCSino/MILとは、内蔵用SCSI50ピンコネクタ(通称MILコネクタ)に直接接続できるArdSCSinoモジュール、突き詰めていえば
「内蔵SCSIコネクタ(パターン)付きPC-98 CバスSCSIボードに直接ストレージを増設したい」を実現する、究極の?合理的モジュールです
いわばPC-98のCバス背面に何人たりとも「はみだし」を作りたくない人向けデバイス。接続に内蔵SCSIコネクタを必要とする故に、直接外部SCSIコネクタに接続する他のSCSIエミュレータと比べ使えるボードが少ないですが、「だがそれがいい」と刺さる人は刺さる、面白デバイスです
このArdSCSino/MILは、諸般の事情で試作品だけ作ってプロジェクトがボツになりましたが、元々一般頒布を前提としてある程度の部品を
買い込んでいたため、用途的にその部品が他の作品に流用しづらく、しばらく塩漬けになっていたものを、個数限定頒布という条件付けで
プロジェクトが復活したという経緯があります。よってその塩漬け部品が無くなり次第、このプロジェクトはまた深い闇の中に沈みます |
このモジュールの用途は
「内蔵SCSIコネクタのあるボードと組み合わせて、HDDを内蔵できないPC-9801デスクトップにHDDを増設しよう!」をメインコンセプトとしています(他に用途無いですやん、あとエプソン機にも使えるよ!)
事前準備
まず、内蔵SCSIコネクタパターンを持つCバス SCSIボードを用意します

今のところ動作確認が取れているのが
| メーカー |
SCSIボード名 |
備考 |
| ICM |
IF-2761 |
W-FIFO V30機使用可能 |
| エレコム |
EIF-98AWⅡ |
バスマスタ V30機使用可能 |
| I/Oデータ |
SC-98-2(後期ロット) |
バスマスタ V30機使用可能 |
| I/Oデータ |
SC-98-3 |
SMIT V30機使用不可 |
| BUFFALO |
IFN-NS |
SMIT V30機使用不可 |
| BUFFALO |
IFC-NN |
SMIT V30機使用不可 |
他にも内蔵コネクタを持つCバス SCSIボードがいくつかあるようですが、動作するか以前に、物理的に取り付けられるかどうかすら不明です
(PC-9801-100/AHA-1030以外古いボードが多い)
そして、ここからが重要
比較的新しいボードで最初から内蔵SCSIコネクタを有するCバスSCSIボードは無いので、ユーザーで
パターンのスルーホールを抜き、付属のコネクタを差し込んでハンダ付けするスキルが必要です
やることはシンプルだけど難易度の高い作業です。できない人はオークションなどで内蔵コネクタ付きのCバス SCSIボードを探してきましょう
機能説明

シンプル基板なのであまり説明するところはないですが、一応機能説明を
①TFカードスロット
TFカードをexFATフォーマットして、所定のディスクイメージを収納しましょう
使用するディスクイメージを手っ取り早く用意したい場合は
忙しい人のためのArdSCSino導入を参照
②SCSIターミネータースイッチ
外部に別のSCSI機器を繋ぐ場合はOFF、ArdSCSino/MILだけで完結する場合はONにする
③アクセスLED出力(正論理専用)
アクセス音は出ないですが、ディスクアクセスが目視できないと不安になる人用。Pがアノード、Gがカソード、Nは未接続、電流制限抵抗不要
LED周りは既製品を使うか、自作するなど各自でご用意ください