今までのフロッピーディスク・ハードディスクを現在主流のSDカードやUSBメモリを使用し、実際のハードのように
振る舞う(エミュレートする)、ストレージエミュレータの中で海外通販を経由せず日本で入手できるものを紹介
していきます。主にPC-98で使用実績があるものを紹介してきますが、実際にはポン付けで使用できるものは少なく
大なり小なり設定と、必要に応じて追加ハードが必要になります(主にフロッピードライブ関係)
フロッピードライブ系
GOTEK Floppy Emulator
1台で1台分のフロッピードライブをエミュレート
Amazon
ただしデフォルト状態ではPC-98ではまともに使えない、最低限ファームウェアの書き換えが必要
操作性を追求するならOLEDやロータリエンコーダを追加する。その際ケースを切削する必要があり面倒
改造済みが欲しい場合は
YAHOO!オークションを利用するとよい。でもAmazon価格より2倍くらいのお金がかかる
HxC Floppy Emulator
1台で2台分のフロッピードライブをエミュレート。ユーザー数としてはこっちの方がちょっと上かな?
家電のケンちゃん(ずっと売り切れ中?)
YAHOO!オークション(輸入代理みたい)
FDX68 V2
1台で2台分のフロッピードライブをエミュレート
GIMONS DEVELOPPER WORKS(BASE)
あの「RaSCSI」を開発されたGIMONSさん作、数あるフロッピーエミュレータの中で
最も高機能で高性能で高難易度な逸品
単体でフロッピーエミュレート及びディスクのイメージ化を行える。またプロテクトごとのディスクイメージ化など
いたり尽くせりの機能を持つ。主にX68000での使用を想定されているがPC-98でも使える
ハードディスク系(SASI/SCSI) 外付タイプ
変換番長V4(SCSIケーブルタイプ)
SCSIエミュレータの"元祖"
従来通りのSCSIケーブルを接続するタイプ。基本的にはSCSIボードからのバスパワーで動作するが
古いSCSIボードやSASIなどバスパワーが供給されないボードのためにUSB Type-Cによる外部給電手段を
備える。元祖なだけあってSCSIエミュレータの中で一番ユーザーが多く、設定情報やトラブルシューティング
など対応情報が手に入りやすい(公式ページがあるのでサポート対応もまぁまぁ良い)
数あるSCSIエミュレータの中で最も販路が広く在庫も安定供給されているので、一番手に入りやすい
変換番長V4(コネクタ直結タイプ)
SASI/SCSIコネクタに直結するタイプ。基本的な仕様は外付け版と同様、コネクタはアンフェノールフルピッチ
フルピッチコネクタでバスパワーまで供給できるSCSIボードはあまり多くなく、もっぱらSASI用途を想定
SASIとしてはPC-9801-27やサードパーティーのSASIボード向け。
HDD内蔵PC-9801の背面にあるフルピッチコネクタは
ST-506の信号がそのまま出ていて、接続すると機器の故障や発熱・発煙の可能性があり絶対接続してはいけない
PC-98ではSCSIボードの選択肢が多い上にフルピッチコネクタを備えるSCSIボードは少ない。あったとしても仕様が
かなり古いので、そこまでして使用する価値はない、そしてわざわざSASIを選ぶ理由もない
公式サイト:
クラシックPC研究会
外付け・内蔵・直結共通
家電のケンちゃん
BEEP
PCワンズ
YAHOO!オークション
BlueSCSI V2 DB25(写真はV1.1のもの)
コネクタ直結型。Apple Macintoshなどの標準SCSIポートであるDSUB 25pin用BlueSCSI V2アダプタ
DB25なのでPC-98で使うにはコネクタ形状変換が大変!(ヘタすると3段変換)
PC-98/X68000含め物理的にコネクタを変換してもSASIには未対応
公式サイト:
Kero`s Mac Mods
YAHOO!オークション
ArdSCSino Plus CDDA対応 コネクタ直結 シールド Type B
今一番レトロPCユーザーの理想に近いArdSCSinoシールド。昔のSCSIボードに定番なハーフピッチ50ピンなので
X68000・PC-98など幅広い機種のSCSIボードに直結できる。書き込まれているファームウェアも高機能!
ArdSCSinoシリーズでは唯一のCD-DA対応です(というか、これが唯一現存するArdSCSinoシールド)
悩みどころは毎回製造数が少なく在庫が補充されてもすぐ売り切れになってしまうところ
ArdSCSino自体はSASI対応だが、コネクタの物理的にSASI外付けは不可(変換コネクタを使えば可能)
公式サイト:
レトロなPCとか
BOOTH
保留中:MDR-BlueSCSI V2
BlueSCSI V2のアンフェノールハーフピッチ対応版。DB25版と同じように継続的に頒布されるのか
1回~数回の頒布で終了してしまうのか不明瞭のため保留中扱い
公式サイト:なし?
YAHOO!オークション
※オークションのセラーページに直接リンクしています。出品がしばらく「なし」になった場合は
少数数量で頒布終了したと思ってください
ハードディスク系(SASI/SCSI) 内蔵タイプ
変換番長V4(内蔵タイプ)
変換番長V4の内蔵タイプ。サイズ的には2.5インチHDD互換なので(コネクタは3.5インチ互換)、大抵のパソコンに
内蔵するには市販の2.5インチ→3.5インチ変換マウンタを別途用意する
(※基板が2.5インチサイズなのは、X68000 Compactに配慮したと思われる)
PC-98だとSCSI内蔵できる機種はPC-9801DA/RA21のSCSI-HDD内蔵機種か、PC-9801FA/FS/FX、A-MATEのSCSI籠
内蔵機種に限られる。もしくは内蔵SCSIコネクタを持つSCSIボード(選択肢はあまり多くない)を経由して、HDD内蔵場所に
取り付ける方法。PCIバス搭載機+PCI SCSIボードの組み合わせでは、変換番長は低速すぎてあまり使い道がない
PC-98の「純粋SASI-HDD」内蔵機種はPC-98DO+とPC-9801CSのみ(あとはST506-SASI変換)。しかもただディスクイメージを
入れるだけの設定ではハードディスクとして認識されず、おまじない?が必要みたい(変換番長PROからの伝統)
本体に接続するアクセスLEDの論理が逆で、常時点灯・アクセス時消灯という困った仕様らしい(今は直ってる?)
公式サイト:
クラシックPC研究会
外付け・内蔵・直結共通
家電のケンちゃん
BEEP
PCワンズ
YAHOO!オークション
BlueSCSI V2 DeskTop SCSI to SD
BlueSCSI V2の内蔵版。SCSI2などの新しいSCSIボードでは特に難しい設定なしで使えると思います
SCSI1などの古いボードでは少し設定を要します(
98で「BlueSCSI V2」を使う!参照)
基板サイズが3.5インチストレージサイズより小さいので、別途3Dプリンタで作製したマウンタで補強している
以前は本当に使っている人が皆無だったが最近少しだけユーザーが増えた感。ただやはりPC-98の場合内蔵する
難易度の高さから本当にパワーユーザーしか使っていない。転送速度などのポテンシャルは高いのにもったいない
販路はYAHOO!オークションのみだが売れたら常に補充しているみたいで、入手性は良い
公式サイト:
Kero`s Mac Mods
YAHOO!オークション
ArdSCSino Plus CDDA対応 内蔵タイプ ALT
ArdSCSino Plus外付直結版の内蔵タイプ、変換番長と同様基板サイズは2.5インチでコネクタは3.5インチHDD互換
こちらも内蔵するには市販の2.5インチ→3.5インチ変換マウンタを別途用意する
こちらも毎回製造数が少なく在庫が補充されてもすぐ売り切れになってしまう
SASI対応だがX68000以外の設置例を見たことがない(そりゃPC-98の純粋SASI搭載機種がね)
内蔵時のアクセスLED論理対応が正論理・負論理両対応なのがポイント高い
公式サイト:
レトロなPCとか
BOOTH